2005/12/ 31 良いお年を・・・。 |
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餅をついたり、掃除をしたり・・・。相変わらず バタバタの年の瀬でしたが、
大晦日の夜は、ほっと座ることができました。
まずは、我が家産の「すだち酒」でかんぱ〜い!!
田舎の年の瀬は、素朴です。
だいこん、にんじん、ごんぼうにしいたけ。うちで採れた根菜類を煮染めます。
そして小豆ご飯。
鮎の大きな大きな昆布巻きもあります。
そして、ここ何年かは、年越しそばも打っています。
子供が大好きなので、続いています。こうやって、恒例行事が1つ、また1つと増えていくんですね。
今年は、子供が切ってくれました。茹でるのにちょっと苦戦しました。
勢いよく食べてくれ、気付いたら写真が撮れませんでした。
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2005/12/ 25 Happy Birthday! ばあば。 |
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イベント好きの子供たちのおかげで、我が家のクリスマスは年々、エスカレートしています。
今年も、サンタさんに食事とケーキのプレゼントをすることになりました。
「おにいちゃん、けんかしないで、お手紙かこうね!「。」になったら交代ね!」
「おい!!涼子、ずるいぞ!「。」で交代!かずくんの番だで〜!!」
「けんかしちゃいかんだで〜!!」
「どこに置く?」
「テーブルでいいら〜。」
「でも、気付かんかもしれんで、玄関がいい!」
「でも、寒いら〜。ストーブもどうぞって書く?でも、つけ方知らんかもしれんで。」
「気付かんかもしれんで、玄関にも手紙かくほうがいいら。」
「あ〜!!もう寝んとサンタさん来んで!!お母さん、書いといて〜!!」
おいおい・・・。けんかしないっていったのに、けんかばっかりじゃん!! |
父の一番上の姉が、地元で小さな食料店をやっていています。
「もう閉める、もう閉める」といいつつ、足がないご近所のお年寄りのために、そして、ご近所さんに支えられて、
細々続けています。
その叔母が、毎年ケーキを届けてくれます。子供たちと、母である大きいばあばへと。
実は、25日は大きいばあばの誕生日なんです。
子供たちは、この一年に一度きりの円いケーキをとても楽しみにしています。
今年から、ケーキは3切れ残しておくことになりました。
サンタさん、トナカイさん、そして、仏前に・・・。
誕生日おめでとう!ばあば・・・。
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2005/12/ 22 思い出い〜っっぱい!!! |

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学校帰りに見つけたアケビのツル。
子供たちがクリスマスリースにしてくれました。素敵なクリスマスの予感!! |
 
たつやくんのお祝いのお返しのリボン。
ピアノの先生から頂いたチョコのリボン。
白羽でくれた唐辛子。
森林公園で拾ったドングリ、モミジバフウ。
お宮で拾ったまつぼっくり。
そして、持久走大会のキャラメルの空き箱。
もちろん、お茶の実もた〜くさん!!
思い出が こぼれ落ちそう・・・。
泣きたくなるくらい、素敵なリースです。
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2005/12/ 9 おめかしシーズン |

お歳暮のシーズンです。
うちの父母は、共に8人兄弟、また、茶業を通じてたくさんの出会いもありました。
そんな方からの嬉しい便りは、うちの仏壇前にも並びます。
我が家は、いつもお茶でごめんなさい・・・。
そして、新茶に続く、発送シーズン。
だいぶ簡易包装が定着してきましたが、それでもこの時期は、
おめかしで旅立つお茶が多いです。
毎年、我が家のお茶をお歳暮に使ってくださる方がいらっしゃいます。
そんなことに感謝しつつ、箱に詰め、のしをかけ、包装します。
時には、夜なべになることもあります。
本当にありがたく思います。
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◆2005/12/ 8 朝はつとめて |
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11月18日に初霜が降りました。日に日に寒くなっています。
昨夜は冷えたなあ・・・と、2階の窓から見下ろすと、こんな景色です。
冬は、体が縮こまって外に出るのが嫌。
でも、思い切って冷たい空気を吸い込んで、1日の始まり。
お茶に元気をもらっています。
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◆2005/12/ 5 7日は大雪 |
里山の秋をお届けしたいと思いつつ、もう12月、はやいです。
今日は、冷たい風に雪が舞いました。山が綺麗でした。
茶畑へ行く道すがら、慌てて「秋の終わり」を撮りました。
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秋は楽しいです。
子供らが、アケビやムカゴをお土産に帰ってきます。
ドングリ、ハンの実、落ち葉・・・。
家の中にはそんなのもゴロゴロしています。 |
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最近は冬イチゴ。
この間は、ジャムにして美味しそうに食べてたっけ。
我が家は、子供らが「季節の便り」を運んできてくれます。
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◆2005/11/7日〜16日
「中山間地における茶園小型仕立てによる高品質茶栽培と、
それに対応した軽トラック後部積載が可能な簡易軽量乗用型機械の開発」
by はるのフューCHAプロジェクト |
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11月は、非常に困りました。気持ち悪い汗をたくさんかきました。
上記のプロジェクトのためです。
視察や発表のために、慣れないパワーポイントで資料作成、そして発表。
普段の仕事も手に付かず、数々の恥をかきながらの発表でした。
ま、山間地で茶作りを続けたい限り、何かしら考えなくちゃいかんと思っています。
今の問題は、機械のさらなる軽量化。
570キロでは軽トラに乗らないので、来年の2月までにフルタ電機さんに努力していただき、
350キロ以下の機械を作ってもらいます。
よろしくお願いします。
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◆2005/10/22 はやいです |
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今年は、雨が多く、茶刈りも稲刈りも遅くなりました。
でも、乗用に換えたので、あっという間です。運転も楽しいし。
子供らにうらやましがられています。
今年は、ご近所さんのも引き受けました。
手作り蒸しまんじゅうを差し入れていただき、ちょっと一服。
そして残りは、子供らのお土産に・・・。
数年前までは、隣近所で助け合って、稲刈り、はず掛けをしていました。
みんなで、一服しながら汗流したのが懐かしく思い出されました。
大きな急須で、みんなで飲むお茶。うまかったなあ・・・。
この写真、本田屋さんが撮ってくれました。
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◆2005/10/12 本整枝 |
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ここは、来年全国品評会に出品する茶園です。
眺めが良い茶園です。
秋整枝、それも2度目なので本整枝。来年摘む新芽のところは刈り落とさないよう、
他の葉だけを取り除く作業をしました。
左の写真を右の写真のように刈ったのですが、わずかなので、
わかってもらえないかもしれませんね。
毎年、どの位置が良いのか・・・と悩みます。また、決めた位置でしっかり刈らねばと、
機械を持つ手に力が入ります。
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◆2005/10/4 視察 |
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今日は愛知県の茶業試験場におじゃまして、液肥システムの勉強をしてきました。
個体の肥料を畝間に播き、そしてその後、耕して土と混ぜる、というのが現在の一般的な
肥料の入れ方です。
しかし、このシステムは、茶園にチューブをひき、その中に液肥を流してお茶に栄養を届けるという
新しい方法です。
これだと、肥料を播いたり、その後の管理がいりません。また適期に無駄なく液肥を入れられるので、
硝酸態窒素の流亡や揮散がなくなり、環境に良いです。もちろん、品質・収量面での評価も上々とか。
今日は大変いい勉強になりました。
今、仲間で進めているプロジェクトに、この話も加えたいですね。
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◆2005/10/3 べにふうき摘採 |
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今日は紅ふうきの刈り取りです。
日をしっかり浴びた大きな葉ほど、メチル化カテキン(花粉に効果があると言われている成分)
が多いです。
今日刈った葉、花粉症の皆様のお役に立てるといいのですが。
夏の終わりから販売を始めましたが、お問い合わせが少しずつ増えています。
新しい出会いに家族みんなで喜んでいます。
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◆2005/9/16 仮整枝 |
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今日は、仮整枝を行いました。今秋2回目です。
特別伸びた葉だけ、上の先をさらっと刈るだけ。これからまだ伸びようとしている小さい芽には、
絶対、絶対かかってはいけません。
肉体的、というより、精神的に疲れました。
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◆2005/9/10 試験場見学 |
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今日は、私が学んだ場所、国立野菜茶業試験場の公開デーです。
当時の先生方(今もメールでお世話になっているのですが)といろいろ話したり、
最近の研究結果などを見てきたり。毎年、楽しませてもらっています。
紅茶作りや手揉み体験、お茶の試飲の試飲など、一般の方でも楽しめる内容もたくさんです。
興味ある方、来年はいかがですか?
右の写真、、茶刈り機みたいですが、実は、虫を捕る機械です。
農薬に頼らない農業、そんな研究も進んでいます。
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◆2005/7/28 草取り |
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7、8、9月と、草がよく生えて困ります。
一雨ごとにぐっと大きくなり、振り返るともう生えてる!!!!!
と叫びたくなるほど。
気を抜くと草畑になるし、暑くてたまらないわで、ほんとうに怒れてきます。
自然相手では仕方ないのですが・・・。
そして、最も手を焼くのが芋づる。
つるを茶の木に巻き付けて伸びていきます。
茶の木を傷めぬよう、つるをほどきながらたぐりよせ、茶株に手をつっこんで根っこから
抜きます。そうしないとまた生えてくるので。
よく途中で切ってしまい、大変悔しい思いをしています。
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◆2005/7/22 カブトムシ |
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今年も、茶園に入れる堆肥の中から、続々とカブトムシが出てきています。
そろそろかなと、そっと覗いたら、脱皮中のやつに遭遇!!!
べっ甲色の皮をつけたまま、もそもそと動いています。
あまり触るとよくないみたいですね。写真を撮って、そっと戻しておきました。
カブトムシさん、ごめんなさい・・・。
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◆2005/7/12 紅茶 |
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今年も紅茶を作りました。品種は「富士みどり」といいます。
紅茶種の「紅ふうき」も栽培しているのですが、
意外に富士みどりの紅茶も良い感じですよ。
もともと緑茶用の品種だからでしょうか、紅茶製法にして作るとまろやかでフルーティーな
香りがします。日本的な優しさがでて、私は、気に入っています。
皆さんには、どうお感じ頂けるのでしょうか。
渋さが少なく、アイスにすると、より甘みが感じられます。
うちでは砂糖なしで飲んでいます。
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◆2005/6/27 小学生見学 |
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今日は、気田小学校の生徒たちがお茶の勉強に来ました。
茶びくを持ってお茶摘み、茶工場見学をしながらお茶の作り方の勉強、
そして最後には、実際に紅茶を作ってもらいました。
思っていた以上に、楽しそうに勉強してくれるので、こちらも嬉しくて嬉しくて!!
実は、昨年も来てくれたので、今年で2年目。
また、事前の授業で熱心に取り組んでいたようです。
かなり専門的な質問も飛びだし、おじさんはたじたじ、変な汗をかきました。
この子たちが、お茶の未来を明るいものにしてくれそうです。
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◆2005/6/20 いよいよ、べにふうき |
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去年、あっという間に完売したべにふうき、あれ以来、お問い合わせをたくさん頂け、
本当に有り難く思っています。
いよいよ、今日から紅ふうきの摘み取りです。
日の光をいっぱい受け、元気に葉を茂らせています。
一度に刈り取るのは大変で、2段刈り、3段刈りしました。
わずか1反歩ですが、去年より育ってくれていますので、多少は収穫増、嬉しいです。
蒸し製、窯炒り製と、成分を生かして飲みやすい方法で仕上げました。
また、味わいも成分も少ない茎を取り除く作業に苦労しました。
すべて手作業、おばさんたちが、手が痛い、痛いといいながらも、頑張ってくれて、本当に有り難かったです。
販売は7月下旬頃になりそうです。もう少しお待ち下さい。
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◆2005/6/14 茶に未来を託して |
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お茶をやっている仲間が月に数回集まり、ざっくばらんな話し合いを続けています。
名付けて「春野フューchaプロジェクト」
むさいおじさん集団に似合わず、かっこいい名前を付けてしまいました。
名に負けぬよう、毎回、熱い語らいをしています。
主に、山間地にあった、高品質茶の栽培方法や小型摘採ロボットの開発などについてです。
そして、この度、フルタ電機さんと共同開発してる小型ロボット1号機が出来上がりました!!
今日は、いよいよ、試運転。フルタ電機さん、プロジェクト仲間たちと、どきどきしながら、見守りました。
静岡第一テレビさんも取材もあり、非常に緊張してしましました。
うまくしゃべれなかったのが心残りですが、初めの一歩、ついに踏み出しました。
良き未来へ続きますように!
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◆2005/6/9 丸裸!? |
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一番茶も無事終わり、ほっとしています。
今の茶園はご覧の通り、深く刈り込んであります。
「わっ!丸裸!?」と驚かれる方もいらっしゃると思いますがご心配なく。
これは、来年また良い芽を出してもらうため、中切り更新したから。
茶の木は、しっかり生きています。
これから、梅雨、夏、と茶の木にとっても負担の多い時期ですが、ゆっくり体力を蓄えてもらいます。
秋には、また元気な葉をたくさん茂らせます。だから、また、秋整枝が必要です。
この頃は、笹ユリが見頃です。
笹の葉そっくりの葉なので、この名前があるようです。
山のぼうぼうと繁った草の中、淡い色でひっそり咲いています。
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◆2005/6/6 田植え |
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今年から乗用の田植機での田植えです。やっぱり速いですね。
田植えを手伝いたい子供らは、学校から大急ぎで帰って、田んぼまでダッシュ!!!
友達たくさん連れてきたのには、びっくり!ちょっとした「田植え教室」となりました。
じいじの説明を聞くのも、もどかしいようで、「入っていいよ!!」と言ったとたん、
ものすごい勢いで、田んぼへドボン!!
泥まみれの笑顔が最高でした。
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◆2005/6/1 代掻き |
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今年も代掻きが始まりました。
子供たちも、待ってましたとばかりに、田んぼに走ってきました。
「入ってい〜い???!!!!!!!」と叫んだと思ったら、早速、田んぼの中へ。
「ひゃ〜!!あったか〜い!!」と楽しげでした。
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◆2005/5/18 ホイロあげ |
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ホイロあげ。茶工場がおしまいになる日を、こうやって言います。
焙炉(ほいろ)とは、手揉みする台のことですが、茶工場では、一回に揉める量を1ホイロ、2ホイロと数えます。
うちの機械は小型なので、ひとホイロ40〜60キロ程度、荒茶にして、わずか10キロ〜14キロです。
貧乏工場、自動制御装置などあるわけもなく、1つ1つ、人の目で確認しながらの作業。
機械任せにできないので、毎年、体力ぎりぎり、
もうだめだ〜と思うほど、体ががたがたになります。
でも、納得いくお茶が作れるのは、嬉しいこと。小さくても、自分の家の工場があって、
本当に、やりがいがあります。
そんな、大変さも、喜びも今日で、一段落。
「ホイロあげ」の今日、一杯飲んでお祝いしたいところですが、まだまだ、仕上げ、荷造り・・・
と、休みと無縁の毎日が続きます。
ご予約頂いたお客様、すみませんが、もう少しお待ち下さい。
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◆2005/5/16 被せ茶 |
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今年は、じかがけするのに良いという、軽いカンレイシャを購入。
いつもより、被せ茶が多く採れました。
覆いをしたり、外したり、ちょっと手間ですが、緑鮮やかで、うま味のある上等のお茶ができましたので、
大満足です。
葉傷みを心配していましたが、覆いをとった新芽を見て、一安心!!
軽い素材だったし、茶の芽の勢いも良く、綺麗に開いてくれていました。
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◆2005/5/12 無念・・・・ |
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霜にやられました。
茶工場を回し始めてから霜が降りるなんて、まさかの事態です。
ここの茶園の下側は、少し窪んでいて、冷気がたまりやすい所。
だからこそ、スプリンクラーで水をまき、毎年、万全の体制でのぞんでいたのに・・・。
一部分だけですんだから、不幸中の幸いではあるのですが、やっぱり辛いです。
綺麗に咲いた芽が、一晩でだめになるのです。
ところどころ、ぼこぼこと穴が空いたような茶株。ここは、刈り捨てるしかありません。
そういえば、今年は、北海道で春になって雪が降ったっけ。後から思い直しても仕方ありませんが、
自然の怖さを痛感です。
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◆2005/5/10 手摘み |
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我が家のカンレイシャ下の園も、摘み頃になり、こちらも手摘みをお願いしました。
毎年来てくださるご近所さんたちが、頑張って摘んでくださります。
本当に大変でしょうが、丁寧で、しかも手早い作業にびっくりです。
綺麗に葉を傷めることなく摘んでくださり、こちらも、極上茶に仕上がりました。
この頃は、どの園も綺麗な芽が出そろい、機械で鋏んだり、手で摘んだりと大忙し。
工場もフル回転です。
本当に寝ないでもすむ体が欲しいと、思います。
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◆2005/5/5 品評会お茶摘み |
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いよいよ、全国品評会の手摘み作業。
毎年来てくださる方、今年初めての方、皆さん、本当に丁寧に摘んでくださり、有り難いことです。
摘むのって、結構骨が折れるんです。
いい芽を選んで、しかも、傷を付けないように慎重に折り摘みします。
そして、熱をもって鮮度が落ちぬよう、茶びくに少したまっただけでも、
回収して、どんどん工場へ運んでいきます。
極上の茶を作るため、回収の度に、丁寧に摘み方指導をしてくださる方、
そして、疲れても、神経を集中して、最後まで摘み続けてくださる方・・・・。
本当に、皆様のご協力のたまものです。
こうやって、極上のお茶が作られるのです。
仕上がりが楽しみです。
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◆2005/5/4 緊張の前夜 |
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いよいよ、明日、全国品評会出品の手摘み、揉みの日となりました。
そのために、ご近所さん、農家仲間、それに友人、お茶のお客様・・・と、たくさんの方に
手摘み作業をお願いしてあります。
今日は、良い天気、茶びくも綺麗に乾いてくれ、夕方には、山の茶園に運び込みました。
カンレイシャで覆った茶株、そっと覗いてみると、柔らかな芽がぱっと開います。
明日、摘まれるばかりの、元気な芽に一安心。
祭り前夜といった感じ。今夜は、ちょっと気が高ぶっています。
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◆2005/4/23 草取り |
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紅ふうき園の草取りです。
植えてから4年目のかわいい苗木、畝間がまだふさがらず、気を抜くと草だらけ・・・。
春から夏にかけて、忙しいからって手を抜くと、たちまち草畑になってしまいそう。
お茶前に、一度綺麗にしておかなくては、と必死の毎日です。
紫の花は草花すみれです。山にたくさん自生していますが、茶畑にもよく咲いています。
春野町は、宝塚の生みの親、白井鐵造先生の生誕の地です。
「すみれの花咲く頃」の作詞者、といえば、皆さんご存じなのでは。
茶畑に生えてしまったばっかりに、抜いてしまいましたが、なんだか気の毒ですね。
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◆2005/4/22 筍 |
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今日、息子は、友達のところで、筍堀りを楽しませてもらいました。
さすが百姓の子、くわが大好きです。
筍堀りは、取り憑かれたように夢中になる遊びです。もちろん、皮むきも大好き!
どっさり、お土産をもらって来たので、早速、筍三昧しました。
柔らかくて、本当にびっくりです。
でも、筍って、胃に触りますね。美味しいからって、食べ過ぎないようにしないと・・・。
今年は、裏年で不作だと聞きましたが、ここに住んでいると、さほど実感できません。
贅沢ですね。
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◆2005/4/20 元気の源 |
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今年は、下の娘も小学生。
朝、なかなかエンジンのかからない息子に加え、寝起き、異様に不機嫌な娘も、早起きしなくちゃいけません。
朝7時に家を出るため、6時起床、それはもう、地獄絵巻のような、朝!!!!!
ぐちゃぐちゃでした・・・。
左の写真は、茶飴。
水飴に、砂糖と食べるお茶を練り込んだだけの簡単な物ですが、
朝一番に、子供の口にポン!と入れてやると、たちまちにっこり!!
お茶の効果もあるのかな?すっきりした目覚めです。
「元気の源」と名付けて毎朝楽しんでいます。
皆さんも、是非、お試しあれ!
右写真は、お茶のクッキー。生地の中に、食べるお茶、煎茶葉が入っています。
今は、さらに、摘み取ったばかりの新芽が乗っかります。
この時期、限定のおやつです。
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◆2005/4/10 天狗祭り |
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今年も天狗市の開催です。春野の特産品がずらりと並び、
町外のお客様が たくさん見えてくれました。
今年は「白井鐵造特別展」「すみれ展」が同時開催され、いつもより賑やかでしたよ〜!
宝塚ファン、花好きの方、ウオーキング好きの方・・・。
桜の花も満開で、みなさん、のんびり楽しまれているご様子でした。
なお、新市誕生記念「すみれの里への贈り物」〜宝塚歌劇団育ての親 白井鐵造先生特別展〜
は5月1まで行っています。
4月16日はラジオ放送(宝ジェンヌ出演)、23日は記念植樹祭(宝ジェンヌが来られます!)
29日はお茶会、宝ジェンヌとファンとの交流・・・とまだまだお楽しみが続きます。
是非、春野へのおこしをお待ちしてます!
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◆2005/4/8 苗植え |
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お茶の苗を植えています。
土を掘り、1本ずつ丁寧に植え、ホースでたっぷり水やり、そして堆肥入れ。
立ったり、座ったり、鍬をもったり、非常に手がかかりますね。
しっかり根付いてくれと、祈りながら・・・。
この頃は、新芽の方も気になるしで、毎日、気がそわそわして落ち着きません。
この園では、勉強もかねて、様々な品種を試しています。
やぶきた以外の味、香り、水色をもった独特品種を植えたりしています。
成園になるのが楽しみです。
堆肥の中には、カブトムシの幼虫がゴロゴロ・・・。
息子たちが喜んで掘りました。今年の「ペット第一号!」
夏には、カブトムシがたくさんで、またもや、餌代に悩まされそうです。
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◆2005/3/27 防送ファン |
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今年も、霜から新芽を守るため、防霜ファンのスイッチを入れました。
今年は、桜の開花が遅れていますが、茶の芽の開きものんびりです。
ということで、去年に比べ、一週間も遅いスイッチセットです。
今後の気候にもよりますが、今年の新茶は、少し遅れるでしょうか。
焦らず、タイミング良く新茶の摘み取りを始める予定です。
楽しみのお待ち頂いてる皆様、そんなわけで、今年は、お待たせが予想されますが、
よろしくお願い致します。
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◆2005/3/9 田起こし |
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去年やり残した田んぼの作業をやっています。
美味い米を穫るためにと、肥料を入れたり、地起こしです。
1ヶ月後には、さらに土を細かくします。
6月に入ったら、いよいよ水を入れて代掻き、そして田植えです!
水が入ると、毎夜、カエルがうるさくて、うるさくて・・・。
我が家のペットが増えるのもこの頃から。カエルの卵、オタマジャクシ、トノサマガエル、
イモリ、沢ガニ、魚・・・。
子供は、元気が一番!!春野の自然のように、たくましく育てよ!
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◆2005/3/7 整枝 |
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春整枝を始めました。
春整枝とは、新芽が出る前に、株面をならしておくこと。
飛び出た古葉をなでるようにあっさり刈り落としました。
これをしておかないと、新芽を鋏むときに古葉が混ざり、質の悪い茶になりますので。
刈る前(左)と刈った後(右)の茶株の様子です。
一枚コートを脱いだってところでしょうか。
新緑の頃のように、見とれるような景色ではありませんが、冬茶園もなかなかでしょう?
黒緑の葉は、冬の寒さを耐え抜いた証拠。
葉先が枯れたやつもありますが、私には、なんだか誇らしげにさえ見えてしまいます。
それにしても、風に舞う花粉にはぞ〜っとしますね・・・。
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◆2005/3/1 は〜るが来〜た♪ |
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今年も、ふきのとうが顔を出しました!
毎年お決まり、家の庭の東向き斜面。ここが我が家の春一番です。
突然ぽん!っと現れる春に「えっ、もう!?」と驚きつつ、早速天ぷらにして頂きました。
やはり、初物は最高ですね〜♪
「や〜まに来〜た、さ〜とに来〜た、野にも来〜た〜♪」
ツクシ、ワラビ、ゼンマイ・・・これから、美味しい春が山里のあちこちで見られます。
茶畑に通いつつ、子供らとこんなものを採るのが、楽しい恒例行事です。
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◆2005/2/22 肥料入れ |
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昨日から、肥料を入れています。
昨日は、風が冷たく雪も舞うほどでしたが、今日は、晴天!
日が落ち始め、茶の葉が最後の輝きを見せた頃、今日の分が無事終わりました。
日が長くなってきて、春の太陽だな・・・と思う瞬間でした。
久々の外仕事に汗はでるは、筋肉痛になるは・・・。これから、新茶に向けて、体が鍛えられそうです。
これからは、肥料入れの続き、草取り、整枝・・・と毎日茶園通いが続きます。
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◆2005/1/18 土壌分析 |
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今年初めての土壌分析、上写真のように土壌を採取して診断します。
根が動き始める来月には、肥料を入れていきます。
今がとても大事な時期なので、今回は、専門機関に分析依頼をしました。
私たちが行うのより、非常に細かい結果がでるので、より綿密に計画が立てられます。
この結果が出次第、いよいよ、春肥を入れていきます。
忙しくなるぞ〜!!
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◆2005/1/15 道具の年取り |
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今日は、道具の年取り、釜や鍬だの、百姓に欠かせない道具たちに休んでもらう日です。
働き続けた彼らにも、いよいよ正月がやってきます。
私たちのように、飲めや食えやの賑やかなものではありませんが、
それでも、同じように餅をつき、丸めて備えます。
また、小豆ご飯を煮たり、だいこん、にんじん、ごんぼうの煮染め、昆布巻き、
お酢さえ・・・と家でとれたものばかりですが、そんなものを備えて手を合わせます。
これは、私たちが年越しするときに頂くのと同じ膳。
昔は、こうやって、2度目の正月を迎えた後、本格的に農家の仕事が始まったのでしょうか。
今は、便利で元旦から店が開くような世の中、私たちも、とっくに仕事始めをしてますが、
こうやって、昔の習わしにならって手を合わせるというのは、初心に返っていいもんです。
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