お茶バカ日記
        4月23日
カンレイシャをかけました

かぶせ茶ってご存じですか?これ、良いお茶の代名詞の様に使われているので
お茶に詳しい人ならご存じかと思います。
新芽が伸びているこの時期にお日様の光をこの黒いカンレイシャで遮ってやると
・・・さてどうなるのでしょう?
(答えは読んで探してください!)
1年間手塩にかけて、そして最後のこの一手間がおいしいお茶の秘訣です。

これがレール式のカンレイシャ
ロープを引っ張るだけでご覧の通り
茶園一面を覆い尽くせる便利もの。
ちなみに奥のオレンジの屋根は
うちの茶工場です。

下に入り込むとこんな感じ。
黒いカンレイシャのお陰で日差しが
とても優しく新芽にふりそそぐのです。
日傘をさしている美人をイメージして
ください。
←新芽にズームイン!
日差しが柔らかくなると葉っぱの色は
どうなると思いますか?実は緑が
より鮮やかに
、濃くなるんですよ!!
そして、色も香りもかぶせ独特の
なんとも言えない素晴らしいものに
変身します。このコクのある味
かぶせならではですね!
カンレイシャにズームイン!→
むしろのように丁寧に編み込まれた
わずかな隙間からしか光は入りません。
ここの茶園は手で摘んで、鮮度が落ちる間もなくすぐ隣の茶工場へ
通常の倍の時間をかけて揉むので、
さらにおいしさが増すことと思います。
↓こちらの茶園は予算の関係?で、手作業でカンレイシャをかけました。
 ちょっと大変です・・・。
まずはこの長〜いカンレイシャを
丁寧に、ふんわり巻き直し

かぶせるときに新芽を傷めない
ように・・・という親心です。
竹の芯に巻き付けて・・・。

さあ!スタートライン!
ここからが、みんなの息の合わせどころ。
新芽に負担をかけないように、カンレイシャを
ふんわりのせて、決して引っ張ったり、
ずり落としたりしないように・・・。
よし!いいぞ〜!!
その調子!!!
最後は茶の木とカンレイシャをしっかり、
でもふんわり固定します。
とにかく、柔らかい新芽の扱いには
ものすごい神経を使います。
これで完成。
こうやって10日程すると
色が綺麗で、驚くほどコクのある
とびっきりのお茶になるのです。
楽しみ〜!

←おまけ
これを知っている人はかなりの人!
『防霜ファン(ボウソウファン)』といって
霜が降りるのを防ぐために、
茶園のあちらこちらに立っています。
茶園のすぐ上の冷たい空気をかき回して
温度が下がるのを防いでくれるのです。
今年は遅霜が降りなくて、活躍する場が
なかったのですが・・・。
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