お茶バカ日記
2月17日

肥料入れ 
寒さも和らぎ、根っこが元気に活動を始める季節です。
それにあわせて、土壌を整えてあげようと思います。
簡単に言うと、肥料入れ。でも、これ、なかなか奥が深いんです。
土壌分析の結果をみながら、足りない成分を補ってあげるんですが、
自然は言うこと聞きませんからね・・・。最後は神頼み的な気分です。
今回は、第1回目の肥料です。
畑によって肥料の設計を変えたり、今年は、土壌溶液をサンプリングして硝酸態窒素
の動きを記録していきたいと思います。

土壌水分を計る計器(右)と土壌の溶液を取る計器(左)。これで、土壌溶液を取って硝酸態窒素を計測します。
環境に負荷をかけないように、健全な土になりますように、と使います。
これが土壌の表面です。
去年刈り落とした枝葉、田んぼから運んだわらなどが堆積しています。これは、保温、保湿にも役立つし、草も生えにくくしてくれるという優れもの!
これら有機物質と肥料がうまく混ざって分解され、根から吸収されます。


分析の結果、土壌を覆う敷き草などの有機物が十分に分解できていないことが判明しました。が〜ん!
これでは宝の持ち腐れ、ということで、有機物の分解を助けてくれる「レスト」というのを入れました。
水で薄めて、シャワーの様にかけてあげます。
恒例の肥料まき風景。
輝くばかりの新緑の頃は言うまでもなく絶景ですが、この頃の茶園風景も、私は好きですね。
黒みをおびた緑、がっしりと肉厚な葉。
寒さに耐えた分、力強い命あふれた茶園です。
これからの芽吹きを考えると、ワクワクしますね。
ちなみに今日の肥料は「かつお節煮かす」です。
魚が原料で、有機認証も取れている、お墨付きの肥料です。アミノ酸やイノシン酸が多く含まれています。
余談ですが・・・。
最近まで「かまぼこ型」なんて言われた茶株の形、この頃では、水平の仕立てに変わりつつあります。なぜかまぼこ型だったかというと、刈り取り面積を多くして、たくさん穫ろう!という理由。
しかし平らな方が、日の当たりが均等で、芽伸び、品質が均一になるようです。で、我が家もこちらの形にしました。

またまた余談で、品種の話。今日肥料をいれたところの茶の木です。
左が「めいりょく」、右が「やぶきた」
「めいりょく」は細くてすっきり型、「やぶきた」の方がぽっちゃり型ですね。
味は、肥培管理、仕上げ方にもよりますが、うちの茶園では、「やぶきた」の方が味が強いです。
「めいりょく」は、比較的強いやつなので、農薬を止めています。ただ、野生的に育てているので、
味は淡泊です。
まあ、お茶は嗜好品だし、ブレンドの面白さもあるので、色々あると深みのあるお茶を作ることができ、楽しいですね。



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